篠田神社(綾部市)概要: 篠田神社は京都府綾部市篠田町宮ノ下に鎮座している神社です。篠田神社の創建は不詳ですが延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に記載されている式内社阿須須伎神社とも云われています。
棟札には延暦15年(796)とあり、真筆であればそれ以前から鎮座していたと思われます。古くから神仏混合し江戸時代には白田大明神と称していました。
篠田神社本殿は永禄9年(1566)に建てられたもので五間社流造、銅板葺、桁行5間、梁間2間、正面3間向拝付き、外壁は真壁造白木板張り、三方浜縁、高欄、左右脇障子付、室町時代後期に建てられた大型神社本殿建築の遺構として貴重なことから京都府指定文化財に指定されています。
又、伝承によると丹波の国々を平定した金丸親王が崇敬しその子孫である金里宰相が境内に竹を植えたとされ「竹の子さん」とも称されたようです。例祭(筍祭)では本殿背後の竹林(御ミノシベ)から、竹の子を採取して供え吉凶を占っています。祭神:大國主命。
篠田神社:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板(由緒)-篠田神社社務所
|
|