養仙寺(亀岡市)概要: 福智山養仙寺は京都府亀岡市千歳町国分南山ノ口に境内を構えている臨済宗妙心寺派の寺院です。養仙寺の創建は天平13年(741)とも寛正年間(1460〜1466年)とも云われる古寺です。
往時は寺運も隆盛したとされますが度重なる兵火により衰微し、戦国時代には明智光秀の侵攻により衰退しました。境内に残された石仏、石碑、石塔等は光秀が築城した亀山城の石垣や石造物として利用され寺観も荒廃しました。
寛永16年(1639)、大光普照禅師により再興され臨済宗に改宗、寺宝である木造地蔵菩薩立像は足利尊氏の念持仏と伝わる古仏像で平安時代末期から鎌倉時代初期に制作され、当初は愛宕神社の本地仏として祀らていましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令後に当寺に移されたとされます。
又、丹波七福神二番札所としても知られ、境内には500体以上の布袋様を安置している事から「ほてい寺」の愛称があります。山号:福智山。宗派:臨済宗妙心寺派。本尊:地蔵菩薩。
養仙寺:上空画像
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