普明寺(美山町北)概要: 異月山普明寺は京都府南丹市美山町北中牧に境内を構えている曹洞宗の寺院です。普明寺の創建は不詳ですが大原良忍が開基となって開かれたのが始まりとされます。
当地は天龍寺の荘園だったことから臨済宗に属していましたが、後円融天皇(北朝第5代天皇・在位:応永4年1371年〜永徳2年1382年)の進めもあり智覚普明国師が再興し曹洞宗に改宗しています。その後、火災で堂宇が焼失し衰退しましたが妙徳寺(福井県小浜市)の助力により再建されました。昭和19年(1944)の火災で茅葺の本堂が焼失し戦後に再建されました。
本尊は桓武天皇が勅願で製作されたと伝えられる聖観音菩薩像で「子安観音」として現在でも信仰の対象になっています。山号:異月山。宗派:曹洞宗。本尊:聖観音。
普明寺:上空画像
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