千躯地蔵(宮津市)概要: 千躯地蔵は京都府宮津市字難波野に位置しています。江戸時代後期の天保12年(1841)に編纂された丹哥府史によると、応永年間(1394〜1427年)に大江越中守によって造られた千躯の石仏が地中に埋まり、それを掘り起こしたと記されています。このことににより少なくとも江戸時代後期には千躯地蔵が存在認識されていた事が分かります。難波野の千躯地蔵は傾斜地を利用して数十段に分かれており夥しい石仏が折り重なって安置されています。主に板碑が多いのですが宝篋印塔や五輪塔、舟形光背形地蔵なども見られます。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-宮津市教育委員会
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