宮津市: 智恩寺

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概要・歴史・観光・見所
智恩寺(宮津市)概要: 天橋山智恩寺は京都府宮津市天橋立文珠小字切戸に境内を構えている臨済宗妙心寺派の寺院です。智恩寺の創建は大同3年(808)、平城天皇の勅願寺として開かれたのが始まりと伝えられています。延喜年間(901〜923年)には醍醐天皇から勅額を賜り寺運も隆盛したと思われますが度重なる兵火や火災などで記録が消失し詳細が不詳となっています。永正3年(1506)に雪舟が描いた「天橋立図」(国宝)にも現在地に智恩寺の堂宇を見る事が出来、その大きさから当時から広大な境内を有してたと思われます。歴代領主からも庇護され現在の文殊堂は宮津藩主京極高国が修繕しています。

又、智恩寺は「切戸文殊」として安倍文殊(奈良県桜井市)、亀岡文殊山形県高畠町)、中山文殊 (京都府京都市左京区)と共に日本三文殊の1つに数えられ数多くの参拝者を訪れています。現在の多宝塔は明応10年(1501)に丹後国守護代延永修理進春信によって寄進されたもので丹後地方を代表する古建築物の遺構として国指定重要文化財に指定されています。山号:天橋山。宗派:臨済宗妙心寺派。本尊:文殊菩薩。

智恩寺の文化財
・ 智恩寺多宝塔−明応10年−国指定重要文化財
・ 木造文殊菩薩−鎌倉時代後期−国指定重要文化財
・ 脇侍善財童子−鎌倉時代後期−国指定重要文化財
・ 優填王像−鎌倉時代後期−国指定重要文化財
・ 金鼓−国指定重要文化財
・ 鉄湯船−正応3年−国指定重要文化財
・ 釈迦三尊像−南北朝時代−京都府指定文化財
・ 地蔵菩薩像−南北朝時代−京都府指定文化財
・ 「萬福寺」扁額−南北朝時代−京都府指定文化財
・ 九世戸縁起−室町時代−京都府指定文化財
・ 九世戸智恩寺幹縁疏并序−室町時代−京都府指定文化財
・ 智恩寺山門(黄金閣)−明和4年−宮津市指定文化財
・ 石造地蔵菩薩立像(3躯)−永享4年−宮津市指定文化財
・ 石造宝篋印塔−鎌倉時代−宮津市指定文化財

【 参考:サイト 】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
公式ホームページ
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-宮津市教育委員会

智恩寺:写真

智恩寺
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