正眼寺(福知山市)概要: 正眼寺の創建は大宝元年(701)、洪範上人 (大阪四天王寺の住職)が一宇を設け全国に流行った疫病の病魔退散と病気平癒を祈願したのが始まりと伝えられています。その後も庚申堂として信仰されてきましたが、戦国時代、明智光秀が福知山城を築き城下町を整備した際、現在地に移されました。慶長18年(1613)、久昌寺3世が寺院として整備し寺号を正眼寺と改称しています。山門は福知山城の城門の1つで金具が銅製のことから銅門とも呼ばれている高麗門形式の門です。当初は福知山城の二の丸登城口にあった銅門番所に付随されていた門でしたが明治31年(1898)に移築されました。山門に掲げられている額は福知山城の南居間本床上の天床を利用したもので書は永平寺(福井県永平寺町)六十七世勅特賜円證明修禅師。正眼寺山門は福知山市指定文化財に指定されています。本尊:地蔵菩薩。宗派:曹洞宗。
正眼寺:上空画像
高麗門を簡単に説明した動画
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-福知山市教育委員会
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