福知山市: 天寧寺

  京都府:歴史・観光・見所福知山市:歴史・観光・見所>天寧寺

概要・歴史・観光・見所

天寧寺(福知山市)概要: 紫金山天寧寺は京都府福知山市字大呂に境内を構えている臨済宗妙心寺派の寺院です。の創建は貞治4年(1365)、当時の金山城主(代々佐々木荘下山保の地頭職を世襲)、金山宗泰が祖先の菩提を弔う為、愚中周及を招いて開山したのが始まりと伝えられています。

歴代室町将軍から庇護され寺運が隆盛し、特に4代将軍足利義持は祈願所として篤く庇護しました。戦国時代に入ると衰退しましたが明智光秀が庇護し天正8年(1580)には諸役免許の判物を賜っています。

江戸時代に入ると歴代福知山藩主から庇護され寺領10石が安堵されています。安永6年(1777)の火災で多くの堂宇が焼失しましたがその後再建されています。薬師堂は寛政6年(1794)に建立されたもので入母屋、こけら葺、桁行3間、梁間3間、一重もこし付、棟梁は服部太郎兵衛、今井万右衛門、今井八右衛門が天井絵は原在中が手懸けています。

開山堂は寛政5年(1793)に建立されたもので六角円堂、土蔵造り、桟瓦葺。両建物とも京都府指定文化財に指定されています。山号:紫金山。宗派:臨済宗妙心寺派。本尊:薬師如来。

天寧寺の文化財
・ 絹本著色即休契了像-応永7年-89.0p×34.0p-国指定重要文化財
・ 絹本著色十六羅漢像-119.0p×56.0p-室町時代-国指定重要文化財
・ 天寧寺薬師堂−寛政6年−京都府指定文化財
・ 天寧寺開山堂(附:鎮守堂)−寛政5年−京都府指定文化財
・ 絹本著色愚中周及像−室町時代-89.2p×39.9p-京都府指定文化財
・ 絹本著色大中臣元実像-大永2年-84.5p×38.2p-京都府指定文化財
・ 絹本著色大中臣持実像-文安5年-75.5p×32.2p-京都府指定文化財
・ 天寧寺文書(27通)−南北朝時代〜江戸時代−京都府指定文化財
・ 紙本淡彩六祖彗能−90.2cm×41.2cm−福知山市指定文化財
・ 絹本著色愚中周及像−98.7cm×45.9cm−福知山市指定文化財

天寧寺:上空画像


天寧寺:ストリートビュー

天寧寺:写真

天寧寺
[ 付近地図: 京都府福知山市 ]・[ 福知山市:歴史・観光・見所 ]
天寧寺 天寧寺 天寧寺 天寧寺
天寧寺 天寧寺 天寧寺 天寧寺


※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「京都府:歴史・観光・見所」は「京都府の歴史」、「郷土資料辞典−京都府」、「日本の城下町−近畿」、「城郭と城下町−近畿」、「北陸道二」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」等を参考にさせていただいています。※プライバシーポリシーはこちらです。