豊受大神社(元伊勢神宮外宮)概要: 豊受大神社は京都府福知山市大江町天田内に鎮座している神社です。豊受大神社の創建は諸説ありますが一説によると、雄略天皇22年(478)に伊勢へ遷座した豊受大神宮の故地とされ元伊勢神宮外宮とも云われています。
又、一説では豊受大神宮の故地は現在の比沼麻奈為神社の境内(丹後市峰山町)で伊勢へ遷座する途中でこの地に立ち寄ったとも云われています。
又、一説では麻呂子親王(用明天皇の第3皇子)が三上ヶ嶽(現在の大江山)に棲んでいた「鬼(英胡・軽足・土熊の3鬼が率いる鬼の大群)」を征伐する際勧請したとも云われています。江戸時代に入ると歴代福知山藩主から崇敬庇護され明暦2年(1656)には京極高国が社殿を造営し、延宝5年(1677)には永井尚長が4石6斗4升2合の社領を安堵しています。祭神は豊受姫命、相殿は日子番能邇邇芸尊、天児屋根命、天太玉命を祀っています。
豊受大神社(元伊勢神宮外宮):上空画像
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