綾部市: 岩王寺

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概要・歴史・観光・見所
岩王寺(綾部市)概要: 神宮山岩王寺は京都府綾部市七百石町寺ノ段に境内を構えている高野山真言宗の寺院です。岩王寺の創建は天暦3年(949)、空也上人によって開かれたのが始まりとされます。その後、仏法の修練の道場として寺運が隆盛し岩王寺山一帯には数多くの堂宇が設けられたと伝えられています。

鎌倉時代末期には足利氏や足利尊氏の母方である上杉氏に近く、元弘3年(1333)には鎌倉幕府打倒に兵を挙げた尊氏の戦勝祈願を上杉兵庫入道憲房(尊氏の母親である清子の兄)が行っています。尊氏が京都六波羅を落すと、岩王寺には寺領の寄進が行われ最盛期には寺領700石、寺僧数百人を擁する大寺として大きな影響力を持つようになりました。戦国時代に入ると豊臣秀吉と対立した為、寺領が大幅に減らされましたが、江戸時代中期には秀蓮が再興しています。

現在の岩王寺本堂は享保年間(1716〜1735年)に建てられたもので、木造平屋建て、寄棟、茅葺、平入、桁行3間、梁間3間、外壁は真壁造り板張り、内部の内陣には本尊となる薬師如来像が安置されています。仁王門は江戸時代中期に建てられたもので入母屋、茅葺、三間一戸、桁行3間、梁間2間、八脚単層門、外壁は真壁造り板張り、左右には仁王像が安置されています。両建物共、江戸時代中期の寺院建築として貴重なことから京都府登録文化財に指定されています。

岩王寺は寺宝が多くきゅう漆卓(室町時代)は国指定重要文化財に指定されているのをはじめ、足利尊氏寄進状(室町時代)、足利尊氏寄進田数目録(室町時代)が綾部市指定文化財に指定されています。山号:神宮山。宗派:高野山真言宗。本尊:薬師如来。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-綾部の文化財を守る会

岩王寺:写真

岩王寺
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