若宮神社(綾部市)概要: 若宮神社は京都府綾部市上野町藤山に鎮座している神社です。若宮神社の創建は平安時代末期の治承年間(1177〜1180年)、当時の丹波国守平重盛が石清水八幡宮(京都府八幡市八幡高坊)の分霊を勧請したのが始まりとされます。
江戸時代初期の寛永10年(1633)、新たに綾部藩主となった九鬼隆季が領内総氏神と定めた事で江戸時代を通じて社領が安堵され、社殿の修繕などが藩費で賄われました。
慶安4年(1651)に現在地に遷座、境内社である「あやべ厄除神社」の祭神は猿田彦神である為、「厄除の神」として広く信仰され例祭(厄除大祭)である2月には多くの参拝者が訪れています。
若宮神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、妻入、間口3間、奥行き2間、正面1間唐破風向拝付き、外壁は真壁造白木板張り、向拝には精緻な彫刻が施されています。本殿は三間社流造、銅板葺き、桁行3間、梁間2間、外壁は真壁造白木板張り。
若宮神社:上空画像
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