伊也神社(綾部市)概要: 伊也神社は京都府綾部市広瀬町上ノ町に鎮座している神社です。伊也神社の創建は崇神天皇10年(紀元前88年)、丹波道主王がこの地を開発し、その死後甲ケ峯麓にあった宮殿の跡地に丹波道主王の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。
延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に記載された丹波国何鹿郡の十二座の内の一社として崇敬されていましたが次第に衰退し天正8年(1580)の火災により社殿が焼失します。
江戸時代に入ると伊也を稲荷に置き換えられ山家藩から軽視されていましたが江戸時代後期の文化7年(1810)清原宣光が再興し現在地に遷座しました。明治3年(1870)に山家陣屋の火災に類焼し焼失しましたが明治4年(1871)に再建、明治6年(1973)に清原宣光が祈願文に由緒が書かれていた為、改めて式内社伊也神社とされました。祭神:大日靈賣尊、月夜見尊、素盞嗚尊。
伊也神社:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-綾部市観光協会
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