山家町(綾部市)概要: 山家藩1万石の陣屋町で田辺と京都を繋ぐ田辺街道と宿場町として発展しました。田辺街道だけでなく上林、若狭へ通じる若狭街道、綾部城下に続く綾部街道が分岐している交通の要衝として多くの物資が集積される経済の中心的な役割を担いました。
町は坂町・上町・馬場町に別れ人足駅問屋や旅籠、制札場が設けられ鍋屋やたんごやなどの豪商を輩出しています。陣屋と町中心部は上林川を隔た位置関係にあり、上林川が断崖を形成している為、近世の城下町(陣屋町)にしては関係性が非常に薄い特異な関係になっています。
山家町:上空画像
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