丹後国分寺跡(宮津市)概要: 丹後国分寺は天平13年(741)、聖武天皇の勅願により各国に一寺設けられ国分寺の1つです。その後、衰退し鎌倉時代後期から南北朝時代にかけてに5間4方の金堂と5重塔が再建、雪舟が描いた「天橋立図」などにも5重塔が見られましたが天文11年(1543)の兵火や江戸時代の天災などで荒廃します。創建当初の国分寺の姿は見ることは出来ませんが、その後の塔や、金堂、中門の礎石(塔:16個・金堂:34個・中門:2個)や土檀の跡が見られます。現在は約1万2千uが整備され国指定史跡に指定されています。
丹後国分寺跡:上空画像
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