朝代神社(舞鶴市)概要: 朝代神社は京都府舞鶴市字朝代に鎮座している神社です。朝代神社の創建は白鳳元年(672)、淡路島に鎮座していた日ノ少宮の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。江戸時代に入ると当地の産土神として歴代田辺藩主から崇敬庇護されたことで社運が隆盛し丹後国十一社(神祇管領吉田家諸国社家執奏記:田辺朝代社同大河社)に数えられました。江戸時代中期の享保年間(1716〜1735年)の火災により多くの社殿、社宝、記録などが焼失しましたが元文4年(1739)に社殿が再建されています。
現在の朝代神社社殿はその時再建されたもので一間社流造、桧皮葺、正面1間軒唐破風向拝付き、外壁は真壁造り板張り、三方浜縁、高欄付き、左右脇障子付、舞鶴市内では最も古く建てられた神社本殿建築の1つで彫刻など意匠にも優れていることから舞鶴市指定文化財に指定されています。
4年に1度奉納される吉原太刀振りは関ヶ原の戦いの際で行われた田辺城攻防戦を模したものと伝えられる神事で京都府指定無形民俗文化財に指定されています。祭神:伊弉諾尊。
朝代神社:上空画像
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