妙法寺(舞鶴市)概要: 長久山妙法寺は京都府舞鶴市字西に境内を構えている日蓮宗の寺院です。妙法寺の創建は室町時代末期の元亀年中(1570〜1573年)、丹後守護職である一色義道が日賢上人を招いて開いたのが始まりと伝えられています。慶長年間(1596〜1615年)、当時の領主細川幽斎が上人の「世の中は風呂や柄杓にさも似たり 入る時ばかり我ものにして」の詠に感服し、寺領の寄進を行い武運長久と子孫繁栄の祈願所としています。妙法寺の寺宝である板絵は江戸時代に制作されたもので、檜に白鷹図、唐子遊図の各2面が貴重な事から平成5年(1993)に舞鶴市指定文化財に指定されています。
妙法寺山門は切妻、本瓦葺き、三間一戸、桁行3間、梁間2間、八脚単層門、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ木部朱塗り、左右には仁王像が安置されています。山号:長久山。宗派:日蓮宗。本尊:十界曼荼羅。
妙法寺:上空画像
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