神応寺(亀岡市)概要: 瑞雲山神応寺は京都府亀岡市千歳町毘沙門奥条に境内を構えている曹洞宗の寺院です。神応寺の創建は不詳ですが、太古の昔、毘沙門天の化身が古牛ヶ谷にある大岩に降臨した事から祀られるようになったと伝えられています。
当時は百足山に鎮座し産土神として周辺住民から信仰され村名も毘沙門村にするなど篤く庇護されました。天正3年(1575)、明智光秀が亀山城の築城に際して、石垣や石段などに利用する為、敷石や石仏、石碑などが取り上げられ毘沙門堂も荒廃しました。
その後、再建されましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令と廃仏毀釈運動により寺院となった為、一時祀られなくなり、熱りが覚めると仏法守護という名目で再び祀られるようになりました。現在は丹波七福神の毘沙門天として信仰されています。山号:瑞雲山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。
神応寺:上空画像
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