千歳車塚古墳(亀岡市)概要: 千歳車塚古墳は古墳時代中期に築造されたと推定される前方後円墳で、全長80m、後円部:直径41m、高さ7.5m、前方部:幅45.5m、高さ6m、周囲には豪が廻り当地方最大規模を誇ります。
埋葬者は不詳ですが周囲には丹波国分寺や国分尼寺、丹波一宮出雲大神宮などが点在し古代丹波国の中心地だった事から相当な実力者の墳墓だったと推定されています。元明天皇や倭彦王の墳墓説が有力とされ、古墳の形式が「片直角型」と呼ばれる歪で不定形な事から継体天皇以前の旧勢力下で築造されたと推定されています。
千歳車塚古墳は大変貴重なことから昭和57年(1982)に国指定史跡に指定されています。
千歳車塚古墳:上空画像
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